── 「ファミリーカーに乗り換えたら、ゴルフバッグの積載で苦労するんじゃないか…」なんて、弱気なことを考えていませんか?
どうせ乗り換えるなら、趣味も家族サービスも一切妥協したくないのが男の性(さが)というもの。 何を隠そう、この私、飛ノ玉彦も普段はアルファードを乗り回していますが、巷で「ステップワゴンの収納はヤバい」という噂を耳にして、いてもたってもいられず徹底的に調査してしまいました。 潤沢な資金と時間をブチ込んで得た、その生々しいデータをお見せします。
この記事を読むことで、以下のことがわかります👇
- なぜゴルフバッグが4個以上、余裕で積めるのか?
- ライバル車(ノア/ヴォクシー、セレナ)と比較して何が優れているのか?
- 購入前に知っておくべき注意点と賢いモデル選び
この記事を最後まで読めば、あなたが次の愛車選びで、体格に恵まれたゴルフ仲間たちのドヤ顔をへし折るための、最強の武器を手に入れることができるでしょう。
目次
- ステップワゴンの収納力はマジ神!ゴルフバッグ4個が余裕な3つの理由
- ステップワゴン収納の盲点。知らなきゃ損する歴代モデルの注意点
- 【データ比較】ステップワゴン vs ライバル車!収納力で圧勝するのはどっちだ?
- 結論:家族持ちゴルファーがステップワゴンを選ぶべき最終理由
ステップワゴンの収納力はマジ神!ゴルフバッグ4個が余裕な3つの理由


結論から申し上げましょう。
ホンダのステップワゴンは、9.5型の標準的なキャディバッグを最低でも4個、いとも簡単に飲み込みます
それも、ただ無理やり詰め込むのではなく、実にスマートに、だ。
俺のアルファードも広さでは負けていませんが、このステップワゴンの空間設計思想には、正直言って嫉妬すら覚えます。
まるでパズルのピースが吸い込まれるように、ゴルフバッグが定位置に収まっていく様は、もはや芸術の域。
では、なぜそんなことが可能なのか?
その秘密は、大きく分けて3つのセールスポイントに集約されます。
1. 唯一無二の「3列目床下格納マジックシート
ステップワゴンの収納力を語る上で、絶対に外せないのがこの「3列目床下格納シート」、通称マジックシートです。
ライバルであるトヨタのノア/ヴォクシーや日産のセレナが、3列目シートを左右に「跳ね上げる」方式を採用しているのに対し、ステップワゴンは床下に「格納する」方式を頑なに貫いています。
これが、天と地ほどの差を生むんですよ。
跳ね上げ式の場合、シートを格納しても荷室の左右上方にデッドスペースが生まれ、窓を塞いでしまうため後方視界が悪くなるという致命的な欠点があります。
言うなれば、6畳間の隅に万年床が敷いてあるようなもの。
邪魔で仕方がない。
一方、ステップワゴンの床下格納は、シートが完全に姿を消し、完全なフラットかつ広大な荷室空間が出現します。
この「何もない空間」こそが、我々ゴルファーが求める最高の贅沢なのです。
【ゴルフバッグのスマートな積み方】
- 基本の「交互置き」 : 1個目をヘッド側から、2個目をボトム側からと、向きを交互に置くことで、バッグ同士の凹凸が噛み合い、驚くほど安定します。4個が綺麗に並ぶ様は壮観です。
- 裏ワザの「縦積み」 : 一部の検証動画では、なんとゴルフバッグを縦に4つ積載可能という報告もあります。これは、天井の絶妙なくぼみと、床下格納によって生まれた高さの余裕が成せるワザ。まさにコロンブスの卵ですな。
2. 低床設計が生み出す「圧倒的な積み下ろしの容易さ」
どれだけ荷室が広くても、重いキャディバッグの積み下ろしが苦痛であっては意味がありません。
特に、ラウンド後の疲労困憊の身体には、腰への負担は死活問題。
その点、ステップワゴンは抜かりありません。
テールゲートの開口部地上高が約530mmと非常に低く設計されており、ライバル車と比較してもその差は歴然。
これは、重い荷物を「持ち上げる」のではなく「スライドさせる」感覚で積み込めることを意味します。
| ホンダ ステップワゴン 荷室スペック | |
|---|---|
| 開口部地上高 | 約530mm |
| 荷室最大幅 | 約1,195mm |
| 荷室高 | 約1,255mm |
この低床設計は、Hondaの 公式サイト でも「センタータンクレイアウト」という特許技術の賜物だと謳われています。 燃料タンクを薄く平たくし、床下に配置することで、この驚異的な低床と広大な室内空間を両立しているのです。 まさに技術の勝利。
3. 柔軟なシートアレンジがもたらす「無限の可能性」
3列目シートが6:4の分割可倒式である点も見逃せません。
例えば、「今日は3人でゴルフ。だけど荷物は多い」なんて日。
3列目の片側だけを格納すれば、3人乗車を維持しつつ、長尺物や追加の荷物を余裕で積むことができます。
この柔軟性こそ、ファミリーカーとしての役目と、我々の趣味を両立させるための重要な鍵となります。
さらに、YouTubeチャンネル「Honda Cars 東白川」の検証を見る限り、4人乗車でゴルフバッグ4個+ボストンバッグ4個という、もはや合宿レベルの積載すら可能。
この包容力、そこらのミニバンには真似できませんよ。
ステップワゴン収納の盲点。知らなきゃ損する歴代モデルの注意点


最新の6代目ステップワゴン(RP6/7/8型)が、ゴルファーにとって天国のような積載能力を持つことは間違いありません。
しかし、中古車市場で人気の旧モデル、特に5代目(RP1/2/3/4/5型)や4代目(RK型)を検討している方は、少し注意が必要です。
完璧な車なんてこの世には存在しない。
大事なのは、その欠点を正確に理解した上で、どう使いこなすか、あるいは金と知恵でどう解決するかです。
注意点1:5代目(RP型)は「3列目使用時」の横積みが困難
2015年から2022年まで販売された5代目RP型。
このモデルの最大の特徴は、テールゲートが横にも開く「わくわくゲート」でした。
非常に画期的な機能でしたが、ことゴルフバッグの積載に関しては、これが少し厄介な存在だったという声も。
複数のオーナーレビューや口コミを分析すると、「3列目シートを格納せずに出したままの状態では、ゴルフバッグの横積みはほぼ不可能」という意見が散見されます。
これは、わくわくゲートの機構が荷室の内部形状に影響を与え、横幅に制限が生まれてしまったことが一因と考えられます。
もちろん、3列目シートを床下に格納してしまえば、最新モデル同様の広大な空間が生まれるので全く問題ありません。
しかし、「5人、6人で乗車して、残りのスペースにゴルフバッグを積みたい」というシチュエーションでは、工夫が必要になるでしょう。
具体的には、3列目を出した状態では、一般的なサイズのキャディバッグなら縦に2つが限界、というユーザー報告が現実的なラインのようです。
3つ目以降はバッグの形状やサイズに大きく依存するため、過度な期待は禁物です。
注意点2:4代目(RK型)以前は「2列目シートのスライド」が必須
さらに遡って、2015年まで販売されていた4代目RK型。
このモデルも3列目床下格納シートを備えており、積載能力の高さには定評がありました。
しかし、ゴルフバッグ4個を積載するためには、2列目シートを少し前方にスライドさせる必要があった、という点は覚えておくべきでしょう。
これは荷室の奥行きの問題で、一手間かかることを意味します。
2列目シートの乗員の足元スペースが少し狭くなるため、長距離移動の際は同乗者への配慮が必要になるかもしれません。
とはいえ、この時代のミニバンで4名乗車+ゴルフバッグ4個を実現できるモデルは非常に稀でした。
当時の中古車情報サイトのレビューなどを見ても、その積載能力の高さを評価する声は多く、欠点というよりは「使いこなしのコツ」と捉えるべきかもしれません。
最新モデル(6代目)での改善点
では、最新の6代目はこのあたりがどう進化したのか?
ご安心ください。
新型は「国内ホンダ車史上最大の室内空間」を謳うだけあって、これらの課題を完全に克服しています。
2列目シートが前後だけでなく左右にもスライドするようになったことで、荷室の奥行きはさらに拡大。
もはや2列目シートのスライドは不要で、後席の快適性を一切犠牲にすることなく、キャディバッグ4個を余裕で積載可能です。
この進化こそ、我々が最新モデルに投資する価値があることの証明に他なりません。
【データ比較】ステップワゴン vs ライバル車!収納力で圧勝するのはどっちだ?


ミニバン市場において、ステップワゴンの永遠のライバルといえば、トヨタの「ノア/ヴォクシー」と日産の「セレナ」です。 いずれも素晴らしいファミリーカーであることは間違いありません。 しかし、こと「ゴルフバッグの収納」という一点においては、ステップワゴンが圧勝していると言わざるを得ない。 その根拠を、客観的なデータと共に解説していきましょう。 最大の分岐点は、やはり 「3列目シートの格納方式」 にあります。
比較ポイント1:シート格納方式がもたらす空間効率の差
前述の通り、ステップワゴンは「床下格納式」、ノア/ヴォクシーとセレナは「左右跳ね上げ式」を採用しています。 この違いが、荷室の使い勝手に決定的な差を生み出します。
| 項目 | ホンダ ステップワゴン | トヨタ ノア/ヴォクシー | 日産 セレナ |
|---|---|---|---|
| 3列目格納方式 | 床下完全格納 | 左右跳ね上げ式 | 左右跳ね上げ式 |
| 格納時の荷室 | 完全な四角い空間 | 左右に出っ張り(シート) | 左右に出っ張り(シート) |
| 格納時の後方視界 | クリア(窓を塞がない) | 窓の約半分が隠れる | 窓の約半分が隠れる |
| 空間効率 | 圧勝 | △ | △ |
見ての通り、跳ね上げ式はシート格納後も荷室の左右上部に大きな「出っ張り」が残ります。
これにより、ゴルフバッグを積む際に横幅が制限され、デッドスペースが生まれやすいのです。
特に、バッグを高く積み上げようとすると、この出っ張りが邪魔になり、安定感が損なわれる原因にもなります。
対してステップワゴンは、壁面もスッキリとした完全な箱型空間。
テトリスのように、無駄なく荷物を配置できるこの合理性は、神経質なゴルファーの心を鷲掴みにします。
比較ポイント2:荷室開口部の広さが積み下ろしを変える
次に注目すべきは、荷室の開口部です。
特に横幅は、ゴルフバッグの出し入れのしやすさに直結します。
データベースによると、ステップワゴンは跳ね上げ式のシートを採用するライバル車よりも、開口部の横幅が約9.5cmも広いというデータがあります。
たかが9.5cmと侮ってはいけません。
この差が、キャディバッグを横向きに入れる際の余裕となり、車体にバッグをぶつけて傷つけるリスクを大幅に軽減してくれるのです。
さらに、前述の「開口部地上高の低さ」も忘れてはなりません。
ノア/ヴォクシーやセレナも低床化は進んでいますが、ステップワゴンの約530mmという数値はクラスでもトップレベル。
この「広くて低い開口部」という組み合わせが、ステップワゴンを最強のゴルフ積載マシンたらしめているのです。
日産のセレナ公式サイトやトヨタのノア公式サイトを見ても、この床下格納というソリューションに対抗できる機能は見当たりません。
まさにステップワゴンの独壇場と言えるでしょう。
結論:家族持ちゴルファーがステップワゴンを選ぶべき最終理由


これまで見てきたように、ステップワゴンは「3列目床下格納」という唯一無二の武器によって、ライバルを圧倒するゴルフバッグ積載能力を誇ります。
しかし、私がステップワゴンを強く推奨する理由は、単に「積める」からだけではありません。
その根底に流れる「家族と趣味を最高に楽しむ」という設計思想が、我々家族持ちゴルファーの心に深く突き刺さるのです。
新型(6代目)のグランドコンセプトは「#素敵な暮らし」。
これは単なるキャッチコピーではありません。
例えば、乗り物酔いの根本原因である「頭の揺れ」を徹底的に研究し、酔いにくい室内空間を実現している点。
これは、ゴルフ場までの長距離ドライブで、家族に不快な思いをさせずに済むことを意味します。
また、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」が標準装備されているため、高速道路での運転疲労が大幅に軽減されます。
これにより、ラウンド前の集中力を維持し、ラウンド後の疲れた身体でも安全に帰宅できるのです。
これは、金では買えない価値ですよ。
究極の裏ワザ:「7人乗車+4バッグ積載」という変態的積載術
さらに驚くべきことに、ステップワゴンの可能性はこれだけにとどまりません。
YouTubeのとある検証動画では、スパーダグレードに装備されている専用フックを活用し、ゴルフバッグを立体的に吊り下げることで「7人フル乗車した状態で、ゴルフバッグ4個を積載する」という、もはや変態的な裏ワザが紹介されています。
これは、3列目シートを一切格納せずに実現するというのですから、開いた口が塞がりません。
会社のゴルフコンペで、部署のメンバー全員を一台で送迎する、なんていう夢のような話も可能になるわけです。
モデル選びの最終結論:アクティブなゴルファーは「スパーダ」一択
ステップワゴンには、シンプルさが魅力の「AIR(エアー)」と、精悍なスタイルの「SPADA(スパーダ)」があります。
どちらも素晴らしい車ですが、もしあなたがゴルフを頻繁に楽しむアクティブな人間なら、迷わず「スパーダ」を選ぶべきです。
前述の「7人乗車+4バッグ積載」の裏ワザに使える専用フックが装備されている点や、より上質な内外装は、あなたのゴルフライフをさらに豊かなものにしてくれるでしょう。
結局のところ、ゴルフも車選びも、限られた条件の中でいかに最大の結果を出すかというゲーム。
体格に恵まれなくても、知恵と、まあ多少の金と、そして執念があれば勝てるんです。
このステップワゴンには、その「勝利の匂い」がプンプンするんですよね。
普段アルファードに乗る私が、本気で乗り換えを検討してしまうほどの魅力が、この車には詰まっています。

「この車、ゴルフバッグ何個積めますか?」…私がディーラーで何度この質問を繰り返してきたことか。カタログスペックの荷室容量なんて、ゴルファーにとってはほとんど役に立たない数字です。実際にキャディバッグを積んでみたら、「あれ […]
