【2025年版】中級者が選ぶべきセンターシャフト名器パターTOP5|スコア激変は”芯”で決まる!
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「あと一転がりでバーディーだったのに…」「なんでこのショートパットを外すんだ…」グリーン上で、そんな悔し涙を流した経験はありませんか? かく言う私も、その一人。 身体の小さい私は、飛距離で劣る分、グリーン上で1打でも多く削り取らなければ、あの体格に恵まれた連中には太刀打ちできません。
ゴルフ歴20年、潤沢な資金を背景に、文字通り「脳汁が出る」ほどの快感を求めて、数えきれないほどのギアを試してきました。 そして、ドライバーの飛距離と同じくらい、いや、それ以上にスコアを左右するのがパターだという結論に達したのです。 この記事では、私が膨大な試行錯誤の末にたどり着いた 「センターシャフトパター」 という最終回答について、その魅力と選び抜かれた名器たちを余すことなくお伝えします。
この記事を読むことで、以下のことがわかります👇
なぜセンターシャフトがスコア改善の鍵を握るのか
プロも愛用する、本当に信頼できるセンターシャフトの名器TOP5
あなた自身のストロークに合った、”運命の一本”を見つける方法
読み終える頃には、あなたは自分に最適なパターを確信し、次のラウンドで面白いようにカップに球が吸い込まれていく未来を手にしているはずです。 さあ、私と一緒に、パッティング地獄からの脱出劇を始めましょう。
目次
- なぜ今、”あえて”センターシャフトなのか? |俺がたどり着いた結論
- センターシャフト名器パターTOP5|俺の血と汗と金が詰まったランキング
- 【比較検証】名器センターシャフトは本当に”芯”を食いやすいのか?
- まとめ:センターシャフト名器で、体格差をパットで覆せ
なぜ今、”あえて”センターシャフトなのか? |俺がたどり着いた結論
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「パターに悩んでないゴルファーなんて、いるのかね?特に俺たちみたいに、飛距離じゃなくて総合力で勝負するタイプの人間にとっては、グリーン上が最終決戦場だからな。そこで震える手にサヨナラを告げるための第一歩、それがセンターシャフトという選択肢なんだ」
そもそも、センターシャフトパターとは一体何者なのか。 その名の通り、シャフトがヘッドの中央(センター)に装着されているパターのことです。 物理的に言えば、 シャフトの延長線上にヘッドの重心が位置する 極めて特殊な構造を持っています。 これが何を意味するか。 それは、インパクト時にフェースの開閉が起こりにくく、狙った方向に真っ直ぐ打ち出しやすいという、抗いがたいメリットです。 私が長年愛用してきたピン型のクランクネックパターも、もちろん素晴らしいものでした。 しかし、ここ一番の場面で、どうしてもフェースが被って左に引っ掛ける悪癖が抜けなかった。 特に、下りのデリケートなタッチが求められる場面では、もう祈るような気持ちで打っていましたよ。 その原因は、ネック形状による重心位置のズレ。 フェースを開閉させて打つアークストロークのゴルファーには合うのですが、私のように肩の回転でシンプルに、 真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打ちたいストレート軌道 の人間にとっては、その構造が逆にノイズになっていたんです。 センターシャフトは、この悩みを根本から解決してくれました。 シャフト軸と重心が一致しているため、余計な操作が必要ない。 ただ、振り子のようにストロークするだけで、ヘッドはスクエアな状態を保とうとしてくれる。 まるで、パターが「こっちに打て」と導いてくれるような感覚。 この 「芯でボールを捉える感覚」 を一度味わったら、もう後戻りはできません。 もちろん、弱点がないわけではない。 伝統的に、センターシャフトは芯を外した際のヘッドのブレに弱いとされてきました。 トゥやヒールで打つと、重心点からズレている分、ヘッドがぐらついてフェースが開きやすく、ボールはとんでもない方向へ転がっていく。 これが、多くのゴルファーがセンターシャフトを敬遠してきた最大の理由でしょう。 しかし、技術の進化がその定説を過去のものにしました。 近年のモデル、特に私が今回紹介するような名器たちは、 ヘッド周辺に重量を配分した高慣性モーメント(MOI)設計 を取り入れることで、この弱点を劇的に克服しているのです。 大型マレット形状や、異素材を組み合わせた複合ヘッド構造によって、芯を多少外してもヘッドがブレにくく、ボールの転がりと方向性が安定する。 まさに、鬼に金棒。 センターシャフトの「直進性」と、高MOIマレットの「寛容性」が融合した現代のセンターシャフトパターは、我々中級者にとって最強の武器となり得るのです。 ドライバーで300ヤードかっ飛ばす連中を横目に、俺はグリーン上で静かに牙を研ぐ。 飛距離のハンデは、金と知恵と、そしてこの一本のパターで覆す。 その執念が、私をセンターシャフトという境地へ導いたのです。 より詳しいストローク理論については、マーク金井氏のような専門家の解説サイト(例えば、 ゴルフの竪琴 など)も参考になるでしょう。
センターシャフト名器パターTOP5|俺の血と汗と金が詰まったランキング
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「お待たせしました。ここからは、俺が実際に大枚をはたいて打ち比べ、コースでその実力を確かめ抜いた、珠玉のモデルだけを紹介しよう。これは単なるカタログスペックの羅列じゃない。俺の血と汗と金が詰まった、魂のランキングだ」
数多のセンターシャフトパターを試してきましたが、その中でも特に「こいつは違う」と私のゴルファー魂を震わせた5本を、独断と偏見、そして確かなデータに基づいてランキング形式で紹介します。
【センターシャフト名器 総合比較表】
第1位:オデッセイ 2-Ball Ten CS
もはや説明不要、アライメント(目標に合わせるためのガイド)の天才が生み出した傑作です。 ヘッドに描かれた2つの白いディスク。 こいつをボールの後ろに置くだけで、 誰でも簡単にターゲットに対して真っ直ぐ構えられる 。 この視覚的効果は絶大で、特にショートパットでの安心感は他の追随を許しません。 「狙ったところに構えられない」というパッティングの根本的な悩みを、デザインの力で解決してしまった。 脱帽です。 打感はオデッセイ伝家の宝刀「ホワイト・ホット・インサート」由来のソフトなもので、距離感が掴みやすい。 それでいて、ヘッドは高MOI設計のネオマレット形状なので、直進性も抜群。 まさに「やさしさの塊」。 価格も比較的手頃で、コストパフォーマンスは最高レベル。 センターシャフト入門者から、長年パットに悩む中級者まで、最初に試すべき一本は間違いなくこれです。 詳細は オデッセイ公式サイト で確認してみてください。
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第2位:PING DS72 C
「打感」と「安定性」という、ともすれば相反する要素を、これほど高いレベルで両立させたパターを私は他に知りません。 PINGのDS72 Cは、304ステンレススチールの削り出しヘッドが生み出す、 ソリッドでありながら手に吸い付くようなソフトな打感 が特徴です。 芯を食った時の澄んだ打音とフィードバックは、まさに脳汁が出る快感。 それでいて、やさしさも忘れてはいません。 ヘッドのトゥ・ヒール部分にタングステンウェイトを搭載することで、小ぶりなマレット形状ながら驚くほど高い慣性モーメントを実現。 これにより、オフセンターヒット時でもヘッドのブレが最小限に抑えられ、安定した転がりを生み出します。 トップラインの2色のコントラストも、スクエアに構えやすくするためのPINGらしい工夫。 構えやすさのオデッセイ、究極の打感と安定性のPING。 甲乙つけがたい名器です。
IMAGES : PING公式
第3位:スコッティ・キャメロン Phantom X 6STR
王者の風格。 スコッティ・キャメロンという名前を聞いただけで、心拍数が上がるゴルファーも多いでしょう。 このPhantom X 6STRは、そんな期待を裏切らない、まさに 「持つ喜び」と「結果を出す喜び」を同時に満たしてくれる一本 です。 303ステンレススチールと航空機グレードの6061アルミニウムを組み合わせたマルチマテリアル構造は、もはや芸術品の域。 精密に計算された重量配分により、極めて高い安定性を誇ります。 オフセットが一切ないストレートシャフトは、構えた瞬間に寸分の狂いもなくターゲットを指し示し、使い手に一切の言い訳を許しません。 その緊張感が、逆に集中力を極限まで高めてくれる。 打感はアルミフェースによりややマイルドで、上品なフィーリングです。 価格は正直、バカ高い。 しかし、このパターを手にすることで得られる自信と、実際にカップに吸い込まれていくボールがもたらす快感は、何物にも代えがたい価値があります。 体格に恵まれたアイツのドヤ顔をへし折るには、もうこれしかないんですよ。
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第4位:ミズノ M.CRAFT OMOI No.05
日本の「ものづくり」の魂が、ここにあります。 ミズノがアイアンで培った軟鉄鍛造の技術を、惜しげもなくパターに注ぎ込んだのがこのM.CRAFTシリーズ。 特に「OMOI(重い)」の名を冠したこのモデルは、 通常より重いヘッド重量設定 で、ストロークの安定性を極限まで追求しています。 このパターの真骨頂は、なんといってもその打感。 S25Cマイルドスチールを精密に削り出し、フェースに深いミーリングを施すことで生み出される打感は、 「柔らかい」という言葉では表現しきれない、ボールがフェースに吸い付くような極上のフィーリング です。 この感覚を知ってしまったら、インサート系のパターには戻れないかもしれません。 さらに、付属のウェイトキットでヘッド重量を調整できるという、おせっかいなほどの親切設計も魅力。 打感にこだわり、自分だけの最適な一本を育て上げたい。 そんな玄人志向の中級者にこそ、試してほしい逸品です。
IMAGES : MIZUNO公式
第5位:オデッセイ Tri-Hot 5K Triple Wide CS
「マレットの安定性は欲しい。 でも、ブレードのシャープな操作感も捨てがたい」そんな我儘な願いを叶えてくれるのが、このTri-Hot 5K Triple Wide CSです。 見た目は幅広のブレードタイプですが、その中身は怪物級。 ヘッド前方にタングステンウェイトを大量に配置するという離れ業で、 ブレード型でありながら、大型マレットに匹敵するほどの高慣性モーメント を達成しています。 これにより、センターシャフトの弱点であるミスヒットへの弱さを克服しつつ、ブレードならではの繊細なタッチとコントロール性能を両立させているのです。 浅重心設計のため、ボールの転がりも非常にスムーズ。 これまでマレットの見た目が苦手でセンターシャフトを諦めていたゴルファーにとって、まさに救世主となる可能性を秘めた一本。 オデッセイの技術革新には、いつも驚かされます。
【比較検証】名器センターシャフトは本当に”芯”を食いやすいのか?
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「理屈はわかった。だが、本当に結果は出るのか?俺も最初は疑っていたよ。だがな、実際に打ち比べてみると、その差は歴然だった。まるで、これまで霧の中で手探りでパットしていたのが、急に視界が開けたような感覚だったんだ」
センターシャフトが「芯を食いやすい」というのは、一体どういうことなのか。 それを理解するには、従来の主流であるクランクネックパターとの構造的な違いを知る必要があります。 クランクネックパターは、シャフトの軸線よりもフェースが後方にあり(オフセット)、重心もヒール寄りに存在します。 そのため、ストローク中に自然とフェースが開閉する動きが生まれる。 これは、アーク(弧)を描くようにストロークするゴルファーにとっては、ボールを上手く捕まえる助けになります。 しかし、 ストレート軌道で、フェースの開閉を極力抑えて打ちたいゴルファー にとっては、この「自然な開閉」が邪魔になる。 インパクトのタイミングが少しズレるだけで、フェースが開き気味に当たって右にプッシュしたり、逆に被って左に引っ掛けたりするミスが頻発します。 私が長年悩まされたのも、まさにこの現象でした。 一方、センターシャフトパターは、先述の通りシャフト軸と重心がほぼ一致しているため、 ストローク中にフェースの向きを変えようとする力が働きにくい のです。 つまり、テークバックで構えた時のフェース向きを、インパクトまで忠実に維持しやすい。 これが「芯を食いやすい」という感覚の正体です。 物理的に、ヘッドの重心点でボールの芯を捉える確率が上がるのです。 実際に打ち比べてみると、その差は打感と音、そして何より ボールの転がり に明確に現れます。 芯を食った時のセンターシャフトパターは、「カツッ」という乾いた澄んだ音と共に、ボールがスッとフェースから離れ、ラインに乗ってどこまでも転がっていくような順回転を生み出します。 まるで、ボールとパターが一体化したかのような、雑味のないピュアなフィーリングです。 対して、少し芯を外したクランクネックパターでは、「ボソッ」という鈍い音と共に、ボールがフェースの上を滑るような感触が手に残ります。 出球の勢いも弱く、ラインにも乗りきらない。 この差が、カップ数センチの差となり、1ラウンドで2打も3打もスコアを違えてくるのです。 もちろん、これはストロークタイプとの相性が大前提です。 もしあなたが、積極的に手首を使ってフェースローテーションを多用するタイプなら、センターシャフトは逆にタイミングが取りづらく感じるかもしれません。 自分のストロークがどちらのタイプか分からない場合は、スマートフォンのスローモーション機能で撮影してみるのが手っ取り早いでしょう。 パターヘッドが直線的に動いているか、弧を描いているかを確認するのです。 もし直線的なら、あなたはセンターシャフトによって覚醒する可能性を秘めています。 より専門的なフィッティングについては、 GOLFTEC のようなスタジオで診断してもらうのも一つの手です。
まとめ:センターシャフト名器で、体格差をパットで覆せ
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「さて、長々と俺の執念に付き合ってもらったが、結局は行動あるのみだ。どんな名器も、握って、打ってみなければ、その真価は分からない。だが、今日の話が、君がグリーン上でヒーローになるための道標になることを俺は確信している」
今回は、私が絶対の自信をもってお勧めするセンターシャフトの名器パターTOP5を紹介しました。 最後にもう一度、それぞれの特徴をまとめておきましょう。
- 構えやすさと優しさを求めるなら :オデッセイ 2-Ball Ten CS
- 最高の打感と安定性を両立したいなら :PING DS72 C
- 究極の所有欲とステータスを求めるなら :スコッティ・キャメロン Phantom X 6STR
- 日本製ならではの極上打感を味わいたいなら :ミズノ M.CRAFT OMOI No.05
- ブレードの操作感とマレットの安定性の”良いとこ取り”をしたいなら :オデッセイ Tri-Hot 5K Triple Wide CS
パター選びは、ゴルフクラブ選びの中で最もパーソナルな領域です。 だからこそ、面白い。 そして、スコアに最も直結する部分でもあります。 ドライバーで20ヤード飛距離を伸ばすのは至難の業ですが、パターを替えるだけで1ラウンドのパット数を2つ、3つ縮めることは、決して夢物語ではありません。 私は、ゴルフは人生の縮図だと考えています。 体格という、努力ではどうにもならないハンディキャップを背負わされることもある。 しかし、金と知恵と、そして何より 「うまくなりたい」という執念 があれば、その差は必ず埋められる。 飛距離で負けても、グリーン上で勝ちを拾えばいい。 ティショットの1打も、50cmのウィニングパットも、同じ「1打」の価値があるのですから。 この記事で紹介したパターは、どれも一級品です。 新品に手を出すのがためらわれるなら、 ゴルフパートナー のような中古ショップで探してみるのも賢い選択です。 まずは一度、そのフィーリングを確かめてみてください。 センターシャフトパターを手に、あなたが次のラウンドで、体格に恵まれたゴルフ仲間たちの度肝を抜くような神がかり的なパットを沈め、静かにガッツポーズをする姿を、私は心から願っています。
【完全版】センターシャフトパター名器大全|主要ブランド比較と中級者の選び方


























